- 間着・合着(あいぎ)
- 上着と下着との間に着る衣服。
- 間服・合服(あいふく)
- 冬と夏と、夏と冬との間、すなわち春や秋に着る衣服。あいぎ。「間服に着替える」
- 麻織(あさおり)
- 苧麻・大麻・亜麻などの繊維で織った織物。夏の衣服用。
- 厚地(あつじ)
- 地が厚手であること。厚い切れ地。
- 厚手(あつで)
- 紙・織物・陶器などの地じの厚いこと。また、厚いもの。⇔薄手
- 粗織(あらおり)
- 粗末な糸で目をあらく織ること。また、その織物。
- 洗い晒し(あらいざらし)
- 幾度も洗って染色がさめたこと。また、そのような衣服。
- 明り窓(あかりまど)
- 室内に光をとり入れるための窓。
- 空き殻(あきがら)
- 中身のなくなった入れ物。
- 石塀(いしべい)
- 石で造った塀。
- 鋳物(いもの)
- 鉄・青銅・アルミニウム・マグネシウム・アンチモン・錫・鉛などの金属を溶融し、鋳型に流し込んで作った器物。
- 色模様(いろもよう)
- 布地などの染色の模様。
- 色柄(いろがら)
- 布地などの、種々の色を用いた文様。
- 薄紙(うすがみ)
- 薄い紙。
- 薄地(うすじ)
- 織地や金属などの薄いもの。
- 薄物(うすもの)
- 薄く織った織物。また、それで作った夏用の衣服。
- 上掛け(うわがけ)
- 上に引っかけて着るもの。うわっぱり。
- 内庭(うちにわ)
- 家の棟と棟と、または室と室との間にある庭。中庭。
- 裏窓(うらまど)
- 家の裏側にある窓。
- 裏屋(うらや)
- 町並みの裏にある家。路地の中に建てた家。うらだな。
- 岐路・枝道(えだみち)
- 本道から分れ出た道。よこみち。
- 縁(えん)
- 家の外側に添えた細長い板敷。縁側。
- 縁続き(えんつづき)
- (1)親類としての縁が続いていること。縁家。(2)縁側でつながっていること。
- 縁端(えんばな)
- 縁側のはし。
- 縁先(えんさき)
- 縁側の外に近い方。また、縁に近い所。
- 表口(おもてぐち)
- 表側の出入口。
- 澱(おり)
- 液体の底に沈んだ滓(かす)。
- 織地(おりじ)
- 織物の地質。
- 折れ口(おれくち)
- 折れた際。折れて取れた所。折れ目。
- 支う(かう)
- (1)ささえにする。支柱として入れる。「つっぱりを支う」(2)鍵やかんぬきなどで開かないようにする。「錠を支う」
- 風口(かざぐち)
- 風の吹き入る口。
- 風窓(かざまど)
- 風を通すために設けた窓。
- 門先(かどさき)
- 門の前。入口のあたり。
- 硝子板(がらすいた)
- ガラスの平らな板。
- 替着(かえぎ)
- 着がえの着物。
- 飾り編み(かざりあみ)
- 編物などで、その一部分に装飾的に編みつける編み方。
- 飾り縫い(かざりぬい)
- 装飾のために、色糸等で縫うこと。
- 縢る(かがる)
- 糸をからげる(くくる)ようにして編み、または縫う。「ボタン穴を縢る」
- 絡げる・紮げる(からげる)
- 着物のすそをまくりあげて落ちないようにする。「すそを絡げる」
- 仮拵え(かりごしらえ)
- 応急のため臨時にこしらえること。
- 仮小屋(かりごや)
- 仮にこしらえた粗末な小屋。
- 皮細工・革細工(かわざいく)
- 皮革を材料とする細工。
- 乾煎り(からいり)
- 食物を水を加えずに煎ること。また、そうした食物。
- 留具(とめぐ)
- 離れたり動いたりしないように留める金具。バックル・ボタンなど。
- 賭物(とぶつ)
- かけごとにかけた物。かけもの。
- 取り散らす(とりちらす)
- そこここに乱しちらす。ちらかしておく。
- 虎の子渡し
- 苦しい生計をやりくりするたとえ。
- 服地(ふくじ)
- 洋服にする布地。
- 踏段(ふみだん)
- 梯子・階段など、踏んでのぼる段。
- 古古し・旧旧し(ふるぶるしい)
- 甚だふるい。いたって古めかしい。
- 窓掛け(まどかけ)
- カーテン。
- 曲り道・曲り路(まがりみち)
- 曲っている道。
- 曲り目(まがりめ)
- 物の曲っている、ちょうどそのところ。
- 目庇・眉庇(まびさし)
- 窓の上の狭いひさし。
- 水油(みずあぶら)
- 液状の油。特に、椿油などの髪油や、菜種油などの灯油。
- 水桶(みずおけ)
- 水を入れる桶。
- 水石鹸(みずせっけん)
- 液状の石鹸。
- 見世棚・店棚(みせだな)
- 商品を陳列する台。
- 道辻(みちつじ)
- 道の辻。道の十字になっている所。十字路。
- 道列・道面(みちづら)
- 道に面した所。道すじ。
- 道形(みちなり)
- 道のまま、それに沿うこと。
- 道外れ(みちはずれ)
- 道筋から外へそれること。
- 道通り(みちとおり)
- 通行人。
- 水溜め(みずため)
- 水を溜めておく所。
- 耳付き(みみつき)
- 耳の付いていること。「耳付きの鍋」
- 虫食む・蝕む(むしばむ)
- 虫が物を食い、形をそこなう。
- 目地(めじ)
- 石や煉瓦を積む場合、タイルを張る時にできるつぎめ。また、建築部材の接合端に生ずる線状の部分。
- 家表(やおもて)
- 家屋の表の方。
- 家陰(やかげ)
- 家のためにものかげになった所。いえのかげ。「北の家陰に消え残る雪」
- 家作り(やづくり)
- 家の結構。家の構えかた。
- 結い目(ゆいめ)
- 結び合せた所。
- 行き交い路(ゆきかいじ)
- 行き交う道。往来の途中。
- 指尺(ゆびしゃく)
- 指で長さを計ること。
- 指尺(ゆびしゃく)
- 指で長さを計ること。
- 世に処する
- 世間で生きてゆく。社会人として相応の態度・行動をとる。
- 指を染める
- 物事に着手する。手をつける。
- 余所にする
- いいかげんにして、かえりみない。なおざりにする。「仕事をよそにして遊び歩く」
- 夜仕事(よしごと)
- 夜の仕事。よなべ。
- 鎧板(よろいいた)
- 室内の採光・通風のために、窓などに幅の狭い板を幾枚も一定の傾斜で横に取り付けた装置。
- 鎧窓(よろいまど)
- 鎧板をとりつけた窓。
■
- 迂路(うろ)
- 遠まわりのみち。
- 煙煤(えんばい)
- すす。油煙。
- 燕室(えんしつ)
- 休息する室。
- 屋背(おくはい)
- 屋根の上。
- 街渠(がいきょ)
- 街路上の雨水・撒水などが路面を流れて入り込む側溝。
- 街郭(がいかく)
- 街路と街路との間の一区画。
- 街区(がいく)
- 街路に囲まれた一区画。ブロック。
- 外灯(がいとう)
- 屋外に取りつけた灯火。屋外灯。
- 仮屋(かおく)
- 仮に住む家。
- 外衣(がいい)
- 上衣うわぎ。外套。
- 火酒(かしゅ)
- 蒸留酒のこと。ウォツカの類。
- 閑宅(かんたく)
- 閑静な住宅。しずかな住居。
- 函架(かんか)
- 図書を架蔵するための棚、または箱。
- 寄寓(きぐう)
- (1)他人の家に身を寄せること。「縁を頼って寄寓する」(2)かりのすまい。寓居。
- 機序(きじょ)
- 仕組み。メカニズム。
- 刑場(けいば)
- 死刑執行を行う場。
- 江湖(こうこ)
- 世間。世の中。「江湖の喝采を博す」
- 口碑(こうひ)
- 昔からの言い伝え。
- 建立(こんりゅう)
- 寺院などを建設すること。
- 残屑(ざんせつ)
- のこりかす。
- 侍従(じじゅう)
- 君主の側に仕えること。またその人。
- 奢侈(しゃし)
- 必要程度や分限を超えたくらしをすること。おごり。ぜいたく。「奢侈に流れる」「奢侈品」
- 書肆(しょし)
- 本屋。書店。
- 蟄居(ちっきょ)
- 家にこもって外出しないこと。
- 町家(ちょうか)
- (1)町の中にある家。(2)町人の家。商人の家。
- 重宝(ちょうほう)
- (1)珍重すること。大切に取り扱うこと。(2)便利だと感じてよく使うこと。「皆に重宝がられる」
- 調法(ちょうほう)
- 使って便利なこと。
- 登坂(とうはん)
- (車両が)坂を登ること。「登坂車線」
- 不整頓(ふせいとん)
- 整頓してないこと。乱れていること。
- 物具(ぶつぐ)
- 道具。器具。
- 蜜蝋(みつろう)
- 蜜蜂の巣を加熱・圧搾して採取した蝋。蝋燭・光沢材などに利用する。主成分はパルミチン酸とミリシル‐アルコールとのエステル。蜂蝋。
- 約定(やくじょう)
- 事を約し定めること。人と契約すること。
- 釉薬(ゆうやく)
- 素焼すやきの陶磁器の表面にかけて装飾と水分の吸収を防ぐために用いる一種のガラス質のもの。つやぐすり。
- 乱高下(らんこうげ)
- 相場の動きが高低はなはだしく一定しないこと。
- 炉辺(ろへん)
- いろりのほとり。暖炉のそば。