甘気(あまけ)
あまさの程度。あまみ。
後口(あとくち)
飲食したあとに口に残る感じ。比喩的にも用いる。あとあじ。「後口が悪い」
浅浅(あさあさ)
あっさりとしたさま。うっすらとしたさま。「うす墨を以て浅浅と書いた花」
淡淡しい(あわあわしい)
いかにも(色や味が)うすい。あっさりしている。
薄匂い(うすにおい)
かすかに香りがただようこと。また、その香り。
うそ甘い(うそあまい)
すこしばかり甘い。なんとなく甘い。
薄口(うすくち)
吸物や煮物などの料理の味付けが薄めのもの。
潤(うるい)
うるおうこと。
え辛い(えがらい)
えぐくて辛い。あくが強くてのどが強く刺激される。
金臭い(かなくさい)
金気かなけのにおいや味がする。
かすかす
果物などの、水分が乏しく味のないさま。
雑ぜ雑ぜ(まぜまぜ)
いろいろにとりまぜるさま。交互に入れまぜるさま。
水口(みずぐち)
水を入れ、または落す口。水の出る口。
蜜砂糖(みつざとう)
まだ精製されない黒い液状の砂糖。
乱れ合う(みだれあう)
互いに乱れる。互いに入りまじる。
焼け埃(やけぼこり)
焼ける時に立つ埃。
行き失す(ゆきうす)
ゆくえが知れなくなる。
嚥下・咽下(えんか)
のみくだすこと。
淵酔(えんすい)
深く酔うこと。
花香(かこう)
花のかおり。
花気(かき)
花の香。
佳芳(かほう)
よいにおい。芳香。
快美(かいび)
こころよく美しいこと。
花蜜(かみつ)
花の蜜腺から分泌する甘い液汁。
玄妙(げんみょう)
(道理や技芸が)幽玄で微妙なこと。「玄妙な佳句」「玄妙な味わい」
清冽(せいれつ)
水が清くつめたいこと。
不一(ふいつ)
一様でないこと。
風趣(ふうしゅ)
おもむき。風致。風韻。
芬芳(ふんぽう)
こうばしいにおいのすること。
蜜語(みつご)
甘い言葉。男女のむつごと。
無雑(むざつ)
まじりけなく、純一なこと。
油滴(ゆてき)
油のしずく。油の点滴。
余薫(よくん)
残りのかおり。余香。