空き間(あきま)
すきま。
辺り辺り(あたりあたり)
あそこやここ。あちこち。
後先(あとさき)
前と後。前後。
受ける(うける)
前にする。面する。「南を受けて建てられた家」
後ろ合せ(うしろあわせ)
背中あわせ。
埋まる(うずまる)
空間にすきまがなくなる。「人で埋まる」
堆い(うずたかい)
もりあがって高い。積って高い。
うねくね
うねりくねるさま。高く低く曲りめぐるさま。
内向き(うちむき)
内方へ向かうこと。
上端(うわは)
物の上部のはし。
上向く(うわむく)
うわむきになる。
裏合せ(うらあわせ)
裏と裏とを合せる事。背中合せ。
俯け(うつむけ)
うつむけること。顔を下へ向けること。
蜿蜒(えんえん)
うねうねとして長くつづくさま。
置く・措く・擱く(おく)
(時間・距離などを介在させる意) へだてる。「時を置かずに」「三軒置いた隣」
奥処(おくか)
奥深い所。奥まった所。はて。
面(おも)
表面。「水の面」
面合せ(おもあわせ)
二つの物の表と表とが合うように重ねること。⇔うらあわせ
赴ける・趣ける(おもむける)
その方へ向ける。向かって行かせる。
置き籠む(おきこむ)
一面に置きわたす。
片端(かたはし)
(1)一方のはし。「片端から」(2)一部分。極めてわずかのもの。「話の片端を聞きかじる」
片陰(かたかげ)
(1)一方が物の陰になっている所。(2)日光のあたらない所。特に、夏の午後のひかげ。
片寄せる(かたよせる)
一方へ寄せる。
片隠る(かたかくる)
片方が隠れる。少し隠れる。
翳す(かざす)
手または手に持った物を上げて、あるものにさしかける。頭上にかかげる。おおうようにする。
片脇(かたわき)
(1)からだの片方の脇。(2)傍かたわら。かたすみ。
片辺・偏辺(かたほとり)
かたすみ。
懸け隔てる(かけへだてる)
かけはなれさせる。
囲み(かこみ)
周囲。めぐり。まわり。
壁一重(かべひとえ)
隣同士が壁一つ隔てただけであること。極めて近接していることのたとえ。
壁隣(かべどなり)
壁一重を隔てた隣りの部屋や家。
陰路(かげみち)
日陰の路。家裏などの路。
風面・風表(かざおもて)
風の吹いてくる正面。風上。
肩(かた)
物の、脇の上部。
登登(とうとう)
どこまでも高くつづいているさま。
遠遠し(とおどおし)
甚だ遠い。
遠余所(とおよそ)
(1)遠く離れていて、直接には関係しないこと。(2)かけ隔たっていること。また、その他郷。
隣裏(となりうら)
家の背後にある隣家。うらどなり。
隣界・隣境(となりざかい)
となりとのさかい。
隣する(となりする)
隣に接して並ぶ。
止り・留り(とまり)
(1)とまること。また、そのところ。(2)終り。はて。「道の止り」
飛び離れる(とびはなれる)
かけはなれる。懸隔する。
斜(はす)
ななめ。すじかい。「はすに切る」
真向き(まむき)
正しく向かうこと。また、正面。
間遠(まどお)
時間的・空間的に間隔があいていること。
向け変える(むけかえる)
向きをかえる。
向け直す(むけなおす)
向きをかえる。向きをもとの方向、または正しい方向にする。
目近(めぢか)
目に近いこと。また、その所。
行き道・行き路(ゆきみち)
行きの道。行く時の道。往路。
行き廻る(ゆきめぐる)
行って、あちらこちらめぐり歩く。
四辻(よつじ・よつつじ)
道が十字形に交わっている所。つじ。よつかど。十字路。
迂路(うろ)
遠まわりのみち。
紆余(うよ)
うねりまがること。
外囲(がいい)
そとがこい。外まわり。
外縁(がいえん)
外側にそった部分。外周。そとべり。
下端(かたん)
下の方のはし。⇔上端
緩斜(かんしゃ)
ゆるやかな傾斜。
急斜(きゅうしゃ)
急な傾斜。
宏壮(こうそう)
広く大きくりっぱなこと。「宏壮な邸宅」
処々方々(しょしょほうぼう)
いたる所。あちらこちら。
逢着(ほうちゃく)
でくわすこと。「難問に逢着する」
無限遠(むげんえん)
(写真用語) カメラと被写体との距離が大きく、被写体から来る光が平行光と見なせる距離。カメラのレンズの距離目盛り上では∞マークで表す。
無辺際(むへんさい)
広大ではてしのないこと。
幽深(ゆうしん)
物静かに奥深いこと。
杳乎(ようこ)
(1)深く広いさま。(2)はるかなさま。とおいさま。
杳然(ようぜん)
はるかに遠いさま。