- 明明(あかあか)
- きわめて明るいさま。「明明とした灯」
- 明り先(あかりさき)
- 光のさして来る方。
- 明るみ(あかるみ)
- 明るい所。明るい方。
- 明け放す・開け放す(あけはなす)
- 窓・戸・障子などを残らずあける。一杯にあける。開けたままにしておく。
- 暗暗・闇闇(あんあん)
- くらいさま。ひそかなさま。
- 陰陰(いんいん)
- (1)薄暗くものさびしいさま。(2)陰気なさま。
- 薄薄(うすうす)
- 〓副〓 ほのかに。かすかに。
- うそうそ
- はっきりしないさま。
- 薄ぼんやり(うすぼんやり)
- 少しぼやけたさま。「薄ぼんやりと霞んで見える」
- 薄濁り(うすにごり)
- 薄く濁ること。
- 薄日・薄陽(うすび)
- 弱い日ざし。うすらび。
- 上澄む(うわずむ)
- 液体の上層が澄む。
- 薄闇(うすやみ)
- 完全な闇ではなく、何とか物の見分けが付く程度の暗さ。
- 薄彩み(うすだみ)
- 薄くいろどること。
- 潤み(うるみ)
- うるむこと。にごり。くもり。
- 薄ずむ(うすずむ)
- 薄く黒ずんで見える。霞んで見える。
- 薄らぐ(うすらぐ)
- 薄くなる。軽くなる。
- 薄らか(うすらか)
- 淡泊なさま。
- 後ろ明り(うしろあかり)
- 光線が後方からさすこと。
- 暈(うん)
- (1)くまどり。色のぼかし。(2)日や月のかさ。
- 朧朧(おぼおぼ)
- はっきりしないさま。ぼんやり。
- 影ろふ・陰ろふ(かげろう)
- (1)光がほのめく。かげがうつる。(2)姿などがちらつく。
- 影と添う
- 形と影とのように、はなれずつき添う。
- 翳す(かざす)
- 手または手に持った物を上げて、あるものにさしかける。頭上にかかげる。おおうようにする。
- 陰日向(かげひなた)
- 日の当らない所と日の当る所。
- 陰裏(かげうら)
- 日かげ。日の当らない場所。
- 陰に回る
- 他人に気づかれぬよう表立たずに行動する。
- がかる
- …の色をおびる。…のような風になる。「青みがかる」「芝居がかる」
- 片陰(かたかげ)
- (1)一方が物の陰になっている所。(2)日光のあたらない所。特に、夏の午後のひかげ。
- 重なり(かさなり)
- かさなった状態。
- 幽し(かそけし)
- 〓形ク〓 かすかなさまである。
- シャッター
- カメラで、感光材料に露光するために開閉する装置。「シャッターを切る」
- 水明り(みずあかり)
- 暗い中で水面が光を反射してほのかに明るく見えること。
- 斑消え(むらぎえ)
- まばらに消えること。
- 冥冥(めいめい)
- 暗いさま。
- 家陰(やかげ)
- 家のためにものかげになった所。いえのかげ。
- 宿す(やどす)
- (1)(涙・露・光・影などを)とどめる。とどまらせる。「水に影を宿す」(2)あずけて置く。置く。残す。「禍根を宿す」(3)内に含み持つ。「疑念を宿す」
- 夕陰(ゆうかげ)
- 夕方、物の陰となる所。夕方の物陰。
- 夕影(ゆうかげ)
- (1)夕方の日の光。夕日の光。(2)夕日をうけた姿。
- 夕闇(ゆうやみ)
- 夕方の暗さ。日が落ちて月がのぼるまでの暗さ。
- 夕明り(ゆうあかり)
- 夕ぐれに残るほのかな明るさ。残照。
- 夕付く(ゆうづく)
- 夕方に近づく。夕方になる。
- 夕映え(ゆうばえ)
- (1)夕日に照りかがやく姿。(2)夕日に空が赤く染まること。夕焼け。「夕映えの空」
- 夕べを残す
- 夜に入ってもなお夕方の趣を残し留める。
■
- 闇黒(あんこく)
- くらいこと。くらやみ。
- 暗然・黯然(あんぜん)
- 暗いさま。また、黒いさま。
- 隠然(いんぜん)
- 表面にはっきり現れないが、勢いや重みのあるさま。
- 晦冥(かいめい)
- 日の光が隠れて暗くなること。
- 晦晦(かいかい)
- 日光が覆われて暗い樣。夕方の暗い樣。
- 皓皓・皎皎(こうこう)
- (1)白いさま。転じて、潔白なさま。(2)月の光などの明るいさま。「月の光皓皓として」(3)空しく広いさま。
- 燦然(さんぜん)
- きらきらと光るさま。「燦然と輝く宝玉」
- 走査(そうさ)
- テレビジョンやファクシミリの送信で、像を点の集合に分解してその明暗の度を順次に電流の強さに変えて送信する操作。
- 走査線(そうさせん)
- テレビ画面を構成する線状に走る電気信号の線。
- 蕩揺(とうよう)
- ゆれ動くこと。ゆり動かすこと。
- 浮影(ふえい)
- 水にうかんだかげ。
- 灯穂(とうすい)
- ともしびのほのお。ともしび。
- 無影(むよう)
- 影のないこと。光のないこと。
- 瞑色(めいしょく)
- 夕方のうすぐらい色。暮色。
- 冥暗(めいあん)
- 暗いこと。くらがり。やみ。
- 溟濛(めいもう)
- くもってくらいこと。
- 夜陰(やいん)
- 夜のくらやみ。夜分。
- 夜気(やき)
- 夜の空気。夜の気配。
- 夜光(やこう)
- 夜、光ること。また、その光。
- 夜色(やしょく)
- 夜の景色。夜景。
- 幽暗(ゆうあん)
- くらいこと。
- 幽冥(ゆうめい)
- かすかで暗いこと。
- 幽幽(ゆうゆう)
- 奥深いさま。暗いさま。
- 杳(よう)
- 暗いさま。深く広いさま。はるかなさま。はっきりわからないさま。
- 杳杳(ようよう)
- (1)くらいさま。ぼんやりしたさま。(2)はるかなさま。
- 余映(よえい)
- あとに残っている輝き。
- 余光(よこう)
- 日没のあとに残っているひかり。